ブログの意義

標準

先週の土日はブログを始めてから初の愛知県での教室だったわけたが、その後の食事をしながらの座学では、明鏡拳舎でただ一人の正式な学生からのたくさんの質問が待っていた。(笑)
9本分のブログの記事の内容について、質問をあらかじめまとめてあったのだそうだ。
その一つ一つについて、詳細に具体的な技術の話も交えながら、説明と解説を加えていく。なんとも言えぬこころ愉しい時間である。
我が門の武術についてなんの気兼ねもせずに、存分に内容を語ることが出来ること、またそうやって伝えるべき人間がいるということは幸せな事だ。ブログで書けることは限られているし、武術はやはり人から人へと伝えていくものだ。明鏡拳舎としてのブログを書くのも、一つには自分の成長の為、一つには生徒の学びの為でもあり、それを外しては意味がない。

ところで、愛知県の教室では毎回感想のメールをいただく。別に強制ではないし、その時々で書きたい方だけが送ってくれるもので大体いつも10通前後になるのだが、それに対して一人一人に返信を書いて感想と共にまとめたものを、みんなで会報メールとして共有するということを、最初の第一回から今まで5年近く続けてきた。
きっかけは、初回の教室が終わって東京に戻ると、数日後にまとめ役であり現在の学生でもあるHさんが、皆さんからの感想部分を転送してくれたことだった。せっかくいただいた感想だからと思い、Hさんに全員への返信をまとめて送ると、毎回それが繰り返されるというを重ねていくうちに、自然と形が出来上がっていた。そこには、交通費を割り勘で出してもらっている分を何らかの形で報いたいということや、月に一回の教室では説明しきれなかったり、個人個人を見る時間が少ない分を補うために、また、他の人へのアドバイスを読んで、それを各自が活かせるようにという思いが込められて、徐々にその役割は大きくなってきた。そして、月に二回のペースになった今もそれは続いている。
そんなわけで、先週、教室があったので、今週はずっとその返信を書いている。5年近くも続けていると、皆さんからいただく感想の内容も随分と変わってきたのを感じる。もちろん、それに対する自分の返信も、かなり詳細なところまで書くようになっている。
今ではその蓄積が自分と生徒との交流の歴史であり、成長の記録でもある。

そういった状況でブログを始めたのは、「内功武術 明鏡拳舎」を開門したこともあり、ホームページ替わりに、自分の経験を通して構築してきたものをまとめる場としてブログを作るのも面白いだろうと思いたったわけである。
これも、ずっと返信という形を通して、自分の武術を言葉にし続けたからこそ、逆に書こうと思い立つ事が出来たのかもしれない。
ブログならば、武術に対する自分の考えを素直に発信することも出来る。

そして今回のように、それを通して生徒や学生と充実した座学の時間が持てることは、ブログ自体がそのまま「内功武術 明鏡拳舎」であればこそだ。

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